2006年3月29日水曜日

花に嵐のたとえ

       寒かったです・・・、横殴りの雪で気温4℃、絵に書いた様な「寒の戻り」、
    ようやく膨らみかけていた一庫公園のサクラの蕾には、まさに「花に嵐」でした。


      ところで、有名な、「花に嵐のたとえもあるさ さよならだけが人生だ 」、
     まことにお恥ずかしい事に、井伏鱒二のオリジナルだとばかり思ってました。
   唐の詩人于武陵(うぶりょう)の詩「勸酒」を井伏鱒二が名訳したんだそうであります。
       人  花  滿  勸             井伏鱒二 訳
       足  生  發  酌   于          コノサカヅキヲ受ケテクレ
       君  多  不  金   武          ドウゾナミナミ ツガシテオクレ
       別  風  須  屈   陵          ハナニアラシノタトエモアルゾ
       離  雨  辭  巵               「サヨナラ」ダケガ人生ダ

実は、おじさん、ズボン下、俗に言う所謂、パッチ、股引というものが大嫌いだったのですが、
昨年からの大寒波の中、一庫のサックス練習には愛用を止む無くしていました、
ようやく一昨日、このズボン下の暖かさから脱却した矢先の「寒の戻り」、
このまま、 「サヨナラ」 するべきかどうか・・・、お悩み中です。 

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