2006年3月31日金曜日

春の胎動

 朝、庭を見ると、

 蘇鉄の葉が少し雪化粧、
 今時期の雪、記憶にありません。



 昼頃、一庫公園の空の様子、
 東、西、南、北風、交代で吹き荒れ、
 日差し、小雪、・・・、目まぐるしく変化。



 夕方、天気は落ち着いたものの、
 夕焼けが、冷えこみを連れてきました。
 五分咲きの桜、蕾に戻りたそうな雰囲気。


 今年の冬を象徴するような一日、春を迎える為の胎動でしょうか?
良い事が多かったとは言えない冬でした、明日から4月、良い春であって欲しい。
鶯は、さえずりを上達しないまま、春本番を迎えそう、まッ、4月中に上手くなりゃ良いか・・・。

2006年3月30日木曜日

ネックの響き

師匠指摘の、『上の歯の位置矯正』は、歯が左に移動する癖で中々上手く出来ないのですが、
今日から、この矯正と一緒に、ネックが響く場所』へ息を吹き込む事にもチャレンジしています。

3月11日、H 高校吹奏楽部サックス・パート・リーダーの T さんに教えて貰った時、
彼女は私のネックに手を触れながら色々指示、ネックの響きを確認していた様でした。
そう言えば、 I 先生も指導される時は、楽器に手を触れている事が多い様な気がします。
吹きながら自分のネックに手を触れてみると、ネックが響く時と響かない時があるのに気付き、
22日のレッスンで師匠のネックを触らせて貰うとどの音も良く響いているのが分かっていました。

ネックの響き方はリードでも変わり、息を入れる方向でも変化する様な気がします。
そこで、今日カラオケボックスで3時間、次の方法でネックが響く吹き方を探してみました。
  左手で普通に本管を支える  右手はネックに触れる  キー操作不要「ド♯」を吹く
上・下、左・右、いろんな方向、考えつく、いろんな吹き方で息を入れてみました。
私の場合、顔をやや時計方向に顔を傾げると、ネックが良く響く場所がある様に思います、
しかし、顔を傾げているつもりでも、単に顔を真っ直ぐに矯正しているだけなのかもしれません。

「 音のツボ 」 と 「 ネックの響き 」 の因果関係は全く分かっていません、
が、ネックが良く響いている時の音色は、自分では良い状態の様に思えるのです。 

2006年3月29日水曜日

花に嵐のたとえ

       寒かったです・・・、横殴りの雪で気温4℃、絵に書いた様な「寒の戻り」、
    ようやく膨らみかけていた一庫公園のサクラの蕾には、まさに「花に嵐」でした。


      ところで、有名な、「花に嵐のたとえもあるさ さよならだけが人生だ 」、
     まことにお恥ずかしい事に、井伏鱒二のオリジナルだとばかり思ってました。
   唐の詩人于武陵(うぶりょう)の詩「勸酒」を井伏鱒二が名訳したんだそうであります。
       人  花  滿  勸             井伏鱒二 訳
       足  生  發  酌   于          コノサカヅキヲ受ケテクレ
       君  多  不  金   武          ドウゾナミナミ ツガシテオクレ
       別  風  須  屈   陵          ハナニアラシノタトエモアルゾ
       離  雨  辭  巵               「サヨナラ」ダケガ人生ダ

実は、おじさん、ズボン下、俗に言う所謂、パッチ、股引というものが大嫌いだったのですが、
昨年からの大寒波の中、一庫のサックス練習には愛用を止む無くしていました、
ようやく一昨日、このズボン下の暖かさから脱却した矢先の「寒の戻り」、
このまま、 「サヨナラ」 するべきかどうか・・・、お悩み中です。 

2006年3月28日火曜日

捨て鶏 ?

 サックス練習場へ向かう、交通量の多い国道の歩道に、

ヒョコ、ヒョコと動くモノが、随分やつれた姿の鶏です、
暫くするとダム湖の茂みの中へ消えて行きました。

この近辺に民家はありません、そう言えば一庫公園で
お会いする『ジョン』君のオーナーさんから、「鶏などを
捨てに来る人がいる・・・ 」、と聞いたような気がします。
ひょっとして哀れな「捨て鶏」だったのかもしれません、
ここらには野生化した犬、猫等がいるので少し心配。

鶏の種類を調べてみようと、WEB検索してみました、
やっぱり、お好きな方が居られるもので、 
こんな掲示板にヒットしました
動物を飼うなら、最後まで可愛がってやって欲しい・・・。 

2006年3月27日月曜日

安全・安心

 

 サックス練習場に転落防止柵ができました、

 立派な柵で、周囲の自然とマッチするよう木製、
 柵の丸太の中に金属板が入っているのは驚きます。
 丸太が折れて人が転落するのを防止する為のようです。

 manchanさんが名前を見つけてくださったクサギ
 ひょこひょこ姿を見せる亀、みんな柵の向こう側へ、
 自然公園なのに、自然と距離が出来てしまいました。
 でも、仕方ありません、柵の向こうは急勾配の崖で直ぐ
 下はダム湖、危険を示すロープがあっても、野草取りや、
 バス釣りなどのために、崖を下りる人が後を絶ちません。
 工事中も、バス釣りの人は面倒そうに柵を乗越えます、
 管理の立場から万が一に備えざるを得ないのでしょう。

一番下の写真は、丸太一本一本を大きなサンド・ペーパーでで磨いている様子、
どうやら、工事完成検査で、『 トゲ 』が刺さるのを防ぐ為に指示があったようです。
加工済み丸太、そのままでもツルツルなのに、一本一本、エライ大変な手間作業です。
でもきっと柵で『 トゲ 』でも刺さったら、来園者からクレームがきたりして大変なのでしょう、
しかし、結局はこれも税金・・・、本当に安全・安心はとても大切・・・、でも少し考えさせられます。  

2006年3月26日日曜日

【第47回レッスン】 上の歯の位置

 次週のレッスンはお休み、で、今日、師匠に追加レッスンをお願いしました。

『 リードによる支え 』、は正解の模様、今の私には、「Vandoren 2.5 」の硬さによるリードの抵抗・支えが丁度良い加減のようで、師匠からの言葉は、『当分はこれで練習しましょう』、でした。
自分では音質も丸みのある音に改善されたように思うのですが、大奥の評価は、『 ・・・ ?、
そんなに変わらないと思う・・・ 』、やはり自分が感じる音と、実際に出てる音とは違うようです。

マウスピース・パッチなどの話しをしていると、師匠から、次の指摘がありました。
   『 上の歯で抑える位置が少し左にずれてませんか・・? 』
歯並びが悪く、マウスピースを上の歯一本で支えている関係もあってか、
やや左にずれていたよう、ほんの僅か、微妙な調整で、息の入り方が楽になります。
自分では、息が入りやすくなったという程度の感覚なのですが、次のとおりの評価でした。
   師匠の評価 : 『 全体に音がはっきりして良くなった 』
   大奥の評価 : 『 最初の第一音がしっかりした音になった、それ以外は・・・ 』

次回レッスンは4月5日、それまで10日間程あるので、
上の歯の位置を矯正、「 Vandoren 2.5 」 の支えを利用した音で特訓です。
最近、ブログ上で音の公開をされる方が増えました、以前はHP上に公開していたのですが、最近はサボりっぱなし、次回のレッスンの4月5日辺りには何かの音を公開したいと思ってます。  

2006年3月25日土曜日

中途半端な「おちょぼ口」_その2

 リード「 Rico SELECT JAZZ 2H 」を、「Vandoren 2.5 」、
に換え、口元の3点が変わりました、
変わったと言うより、変えないと音が出にくい為、
これでリードの支えを感じるようにも思います。
  1.以前より下唇をしっかりと押し上げ、リードに押付ける。
  2.口元からの息漏れを無くす為、上唇を蓋のようにしてマウスピースの上から被せる。
  3.上の2点は、共に強すぎないように注意、中途半端な「おちょぼ口」にする。

     ( 3の 中途半端な「おちょぼ口」 は、意識しているものの、本当に出来ているかどうかは極めて疑問 )

 中途半端な「おちょぼ口」で変わったことは次の通りですが、MPの噛み過ぎが少々心配、
正しいかどうかは、明日お願いした追加レッスンで師匠に確認して貰わないと分かりません。
  a.上の歯のMPへの押付けをしっかりするようになった。( そうせざるを得ない )
     ( 以前から師匠に言われていたのに緩めでした、でもMPパッチがすぐに破れるのに困ってます )
  b.下唇の内側に痛みが出るようになった。
     ( 「Vandoren 2.5 」から「 Rico SELECT JAZZ 2H 」への切替で解消していた症状の再発です )
  c.息入れが楽になった。
     ( リードの支えで息がスカスカと通らなくなったのが原因? )
  d.音に丸みが出たような感じがする。
     ( 吹きながら自分が感じている音と、実際に出ている音には差があるので、師匠の判定が必要です )
  e.以前に比べると、音が少し小さくなったような気がする。
     ( これも、吹きながら感じている音量と、実際の音量に差があるのかもしれません )

2006年3月24日金曜日

春のお裾分

         全国的に春模様、で、24日の一庫公園の春の様子を、少しお裾分


2006年3月23日木曜日

リードの支え

先日のレッスンで師匠の言葉に、思わず膝を叩きました。

   『 息がビャーッと入ってしまうのではなく、
       適度なリードの抵抗で、息を支える・・・ 』

気持ち良く吹ける時と、そうでない時があったのですが、
『 リードが息を支えてくれている 』、の状態の時に、
気持ち良く吹けていたのだろうと思います。

車の運転に例えると、次のような状態の様な気がします、
 『 下り坂で、適切なシフト・ダウン、エンジン・ブレーキの安定したスピードで心地良く運転 』
上手くいかない時は、スコンと息が通ってしまい、腹筋などで息を支えようとして、
息が揺れる、喉を絞める、などなどの状態になっていたように思います。
『 お腹の支え 』、『 息の支え 』、そして今回の、『 リードの支え 』、
サックスは沢山のものに支えられているものであります・・・。

で、今日からリードを、「 Rico SELECT JAZZ 2H 」から、「Vandoren 2.5 」に戻しました、
「 Rico 」の柔かく、繊細なリードでは安定した息造りを練習したように思います、感謝です。 

2006年3月22日水曜日

【第46回レッスン】 e-Sax

 コダマ楽器の営業、大谷さんに、「 e-Sax 、試奏できへんの?」

 と言ってたのですが、今日のレッスンに間に合せてくれました。

 防音効果と吹き心地はまずまずといったところ、
 でも大奥と受付嬢Eさんによると、静かな住宅街の夜間には
 少々問題有り、これは【バロン】さんと同じ評価のようです。
 で、おじさんの結論、
 『定価5万、寒くなる11月なら買うやろけど、一庫がベスト・シーズン
 になる今・・・、商品が好評なら他のメーカーも考えるやろし・・・。』

 で、肝心のレッスンはリード選択しかできませんでした。
 Vandorenの「2.5」と「3.0」を聴いて貰った師匠の評価は、無理
 の無い「2.5」、おじさんとしては音色は「3.0」の方が好きだっ
 たのですが、大奥の意見も参考に、当面は「2.5」に決定です。

 今回のリード選定で、サックスを我流で始めた頃、
 【暴れ音】になってしまった原因が良く理解できました。
 腹筋、口元の力も無いのに硬い「Vandoren 3.0」に、
 量だけは多い纏りの無い息を無理矢理吹き込んだのが原因。
 やはり何事にも順序・段取りというものがあるのを実感です。

      で、今日のレッスンは、ほぼ、「 e-Sax 」の試奏に終始、そこで営業に一言、
        『 試奏用の商品を早々に段取りしてくれたのは大変有難く、深く感謝、正に営業の鏡です!
          ンがッ、「 e-Sax 」使ってる分けでも無い師匠にセッティングなんぞやらしたら、師匠に迷惑でっせ、
          しかも、あんたはん、貴重な週一回のレッスン時間、肝心かなめのレッスンができまへんがな・・・。 』

2006年3月21日火曜日

リードと息のスピード

リードは、「 Rico SELECT JAZZ 2H 」を使っていたのですが、師匠から、
前回レッスンで、以前使っていた、「 Vandoren 2.5、3.0 」に戻してみる様に言われました。

で、以前の残りの、「Vandoren 3.0 」を使ってみると、
スカスカに息が入り音が出ず、「2.5」でなんとか音が出る程度。
「3.0」であれこれトライ、下唇を強く押さえ、思いきりのティッシュが止る息で、
ようやく、なんとか、音が出るように・・・、以前これを使っていたのが本当に不思議です。

「 Rico SELECT JAZZ 2H 」で、ティッシュが止る息では、息が詰まって音が出ないのに、
「Vandoren 3.0 」では息が詰ることはなく、逆にこのスピードの息にしないと音が出ません。
この方法で吹いた音には、芯があって、何となく丸みのようなものがある・・・気がします・・・。
例によって、これが正しい方法かどうかは、水曜日のレッスンでの、師匠の確認が必要、
とにかく、ほとんど毎週のように何か方法を変えては師匠に確認しているのですが、
正解率が高いとは言えず、失望の連続、果てさて今回は如何なる事やら・・・。

もし、これが正解ならもっとブレスを深くし、息のスピードを上げることが必要になります、
また、この息のスピードに耐える口元の強化、アンブシュアの安定が必要な気がしています。  

練習のお友達

この間から一庫でのサックスの練習にお友達ができました。
一ヵ月程前から姿を見せてたのに、戻り寒の為か練習サボリ気味、
暖かくなったせいか、最近になって、またようやく姿を現すようになりました。

今までのサボりを取り戻そうとしているのか、
一生懸命、必死で練習をしているように聴こえます、が、
まだ上手くありません、『ホー・ホケキョ』と聴こえるのは僅かです。

そう、鶯なんです、
彼は、鶯らしい、さえずり!を・・・、
おじさんは、サックスらしい音!を・・・、
共に、一庫のダム湖を前にしての懸命の練習です。
彼の声の録音はこちらをクリックです → 
( ノイズリダクションの為、囀りが実際より少し痩せて聴こえます、彼の名誉のために・・・ )

2006年3月20日月曜日

春呼ぶ魚 いかなご

春間近、このシーズンになれば、
「 いかなご 」、それも、『 釘煮 』、です。


釘煮 (くぎに) の味は、
それぞれの家庭の味自慢、
どこの家庭も自分の大奥の味が一番。

今年は寒波のせいか、
いかなごが小ぶりとのこと、
新鮮ないかなごが手に入らないと
どうにもこうにもならないのだそうです。

『いかなご』の由来は、
魚の名前が判らず、「いかなる魚の子なりや・・・」、との言葉からだとか。
写真の釘煮は本年2回目、先週の1回目は天候不順で鮮度が悪く、イマイチでした。

今回もいかなごは小ぶりですが、まずまずの釘煮というところでしょうか。
この釘煮、言ってみりゃァ、チリメン雑魚の佃煮みたいな物ですが、
これがあれば、酒は進むは、ご飯は進むは・・・、です。
で、これがやってきたので、春はもうすぐ ♪

2006年3月19日日曜日

トルヴェール・クヮルテット コンサート


 待ちに待った、トルヴェール・クヮルテット コンサート、

 行ってきました芦屋ルナホール、母親、大奥、三人で。

 どの演奏も、みんな素敵、
 でもやはり、ホルストの惑星・木星の
 新井靖志さんのテナーにはシビレました、

 それにしても、須川展也さんのソプラノ、
 透明感とふくよかさのある音には、感動の一言です。


 大きく息を吸っているとは思えないのに、
 あの、「しっかりとしたブレス」、
 【manchan】さんの1月28日の記事にもあった、
 「上体が動いても、変わらない、首と顎の角度」、
 とても勉強になりました。

 コンサート直後のお疲れの中でのサイン会、
 5人全員のにこやかな笑顔に、また感動、
 おじさんもキッチリサイン頂きました。
 



 バロンさん、わざわざ席迄お越し頂き、ありがとうございました。
 コンサートが終わったあと、バロンさんを探したのですが、
 サイン会雑踏で分からずじまい、奥様にご挨拶できず失礼しました。
 次は一庫でお会いできれば良いですね!

2006年3月18日土曜日

十三の夜

 東京単身赴任中のOさん、Hさんと十三。

 予報通り午後からは雨、少し寒い夜でした。

 おでんの「有馬屋」さん、
 お父さんが癌で亡くなって、
 お母ちゃん、息子さん、娘さん、の
 三人で仲良く、お店を頑張ってます。
 おでんは勿論、玉子焼き、鰯の天ぷらが旨い、
 この息子、亡くなったお父さんに似てくる一方。
 淀川区十三本町1丁目8番地6号
 電話:06-6308-1956




 ションベン横丁入口、焼き鳥屋のおっちゃん、
 なんとまァ、いざブログで紹介しようとして、
 店の名前が?なのに気がつきました、
 20年近くも通っている店なのに・・・、
 おっちゃん、懐かしの瓶コーラ党。
 焼き鳥、どれも安くて美味しい、
 おじさんは"かわ塩"が好物。
 阪急十三駅西口すぐです。
 


 かの有名な(?)十三の、しょんべん横丁です。
 JR東西線開通以来、寂れる一方の様子、
 シャッターが閉まったままの店が
 増えているのは淋しいかぎり。  

2006年3月17日金曜日

春に三日の晴れなし

 


          一庫公園はもう春、気持ちの良いポカポカ陽気、

        「 春に三日の晴れま無し 」、の言葉通り、明日は雨の予報、
       おまけに来週には、また、少し寒い日がやってくるんだそうです。
                                ♪  ♪  ♪
       でも、きっと次の寒さが最後、一挙に暖かくなるような気がします、
        一庫公園でも、落下防止柵工事や、園内清掃が始まっていて、
          春の行楽シーズンの準備が進められているようです。
                                ♪  ♪  ♪
           サックスの練習も、寒波を乗り切れました、
            問題はその中味なのであります、が、
                 まだ中味は厳しい寒さの様です。  

2006年3月16日木曜日

サックスの息の速さ

昨日のレッスンで、必要な息の速さが疑問になりました。

で、師匠の息を私の手の甲に吹きかけて貰うと、思っていた
以上の息の細さと速さです、壁に置いた化粧用アブラ取り紙は、
師匠が吹きかける息でピタリと静止、暫くの間、下には落ちません。

早速、今日、ティッシュを使ってやってみました、思いっきりの力を
お腹に入れ、相当細い息でないと壁のティッシュは下に落ちます。
これ迄、サックスに、とても、とても、こんな速い息を入れて吹いてはいませんでした。
この息で吹くと、これ迄とは全く様子が違います、息の速さが根本的に不足だったかもです。
暫く、この息の速さを維持しながら吹き続けていると、筋肉痛でお腹が少し痛くなってきました。
今日から写真のように、机の横にティッシュを置いて、息と腹筋トレーニングの開始であります。

2006年3月15日水曜日

【第45回レッスン】 お釈迦様・・・

師匠に確認したところ、『 ツボ 』 探しは、半分正解というところ、
息を細くしようとする余り、喉を締めてしまい、音揺れが出てしまってました。
で、今日のレッスンは、あらためて、『 ツボ 』 探しに全ての時間を費やしました。

ツボ?と思った、「 息が『 ポコッ 』 とはまる場所 」 は、息による一種のタンギング、
この時に音が良く響いたので、これをすっかり 『 ツボ 』 と勘違いしてしまったのでした。
今回の、『 丁寧な細い息で前に吹く 』 に息のスピードを加えて、音揺れを無くせば良い様です。

そもそも、師匠の話によると、音のツボというものは、物理的に固定の場所ではなく、
音程によって、息の方向、スピード、狙い方を変える必要があり、次のような物とのことでした。
    ・ 音が出しやすいところ     ・ 大きい音が出るところ     ・ 音程がとりやすいところ
    ・ 息が入りやすいところ     ・ 音揺れが出ないことろ     ・ 音が豊かで、良く響くところ

  『 息が入れやすくて音が出しやすい 、 音に揺れが無くて 、しかも、 
    豊かで、大きな、良く響く音が出て 、音程も取りやすい 』
、という音のツボ、
これはどう考えても、おじさんのサックスにとっては極楽・彼岸の地、
やはりこれを会得するためには、般若心経から勉強しなければいけません。
おじさんには、間違いなく、「 波羅蜜多、 ・・・ 到彼岸 」、の心境が必要であります、
四月八日お釈迦様の誕生日は、もう間近、ただ、ただ、合掌でありますが、間に合うかな・・・? 

2006年3月14日火曜日

名残り雪

 先輩ご夫妻と、昔お世話になった会社の保養所で楽しい一夜。

M先輩、珍しい薩摩の芋焼酎を素敵な長崎切子と共にご持参。
おじさん、少し不調で禁酒中だったのを、銘酒を前に簡単に解禁、
この焼酎、芋の香りはしっかり、しかもマイルドな味の逸品です、
心地よい肌触りと重みの長崎切子で、相当量がおじさんの胃袋。

M先輩は昔からの聞き上手、夫人は読書家で博学家、
何時も9時には白川夜舟のおじさん、日付が変わるまで、
ご夫妻との話しに花が咲き、杯片手でご機嫌の一晩でした。

翌朝、保養所の戻り寒の庭、梅の蕾の上には名残り雪、
写真のピントが甘いのは寒戻りと名残り酒のせい・・・かもです。
この保養所、事情で近々閉鎖、若い頃からお世話になったのに残念。

返りに伊丹、緑が丘公園梅林と昆陽池に足をのばしたのですが、
梅は早過ぎ、冬鳥の多くは帰った後、で少々中途半端・・・。
午後は、小雪が舞い散る寒さで一庫はとても無理、
コダマ楽器で大奥にサックスの音を確認して貰いました。
ツボに当った?と期待する音には、少し丸みが出ている様子、
問題は明日のレッスン、師匠の前でこの音が出せるかどうかです。  

2006年3月13日月曜日

吹奏楽部は体育会系

 土・日曜、H高校吹奏楽部の練習にお邪魔したのですが、

 部員の礼儀正さには、何時もの事ながら感心するばかり。
 H高校、この地域では、礼儀正しい生徒が多い学校ですが、
 その中でも吹奏楽部の礼儀正さは群を抜いていて、厳しい
 体育会系クラブ並み、写真のスリッパを見ても一目瞭然です。

 我が娘、このH高校にお世話になったのに、
 家の玄関の靴、右はアチラ、左はこちらへ・・・、
 学校の様子を知っていたら、無理にでも I 先生に
 お願いして吹奏楽部に入れさせて貰ったのですが・・・。
 お父さん、お母さん、高校生にとって部活は大切です、
 中でも吹奏楽部は、お奨めの部活です!!

 練習部員が揃っての合奏練習が楽しみです。
 2年前から聴かせてもらうようになったのですが、
 明らかに、音が大きく、深みも広く大きくなっています、
 練習は嘘をつきません!、一生懸命の練習の成果です!!

 生で聴かせて貰う音楽はまさに音の洪水、
 空気や床が音で揺れる振動を体中に感じます。
 曲のピークでは、思わずの感動で涙腺が緩みそう、
 音楽室真中の、オーボエの横に座込みたくなります。

 多感な青春時代、こんな音楽に囲まれた部員の皆さんは、
 間違いなく、感受性豊かな素晴しい人間になれるのでしょう。

2006年3月12日日曜日

ツボ、発見!!

どうやら、なんとか、ツボ探しに成功したようです、
H高校の、 I 先生と、サックス・パート・リーダーの T さんに確認して貰いました。
ツボ探し成功のキッカケは昨日いただいた、次の二つのアドバイスでした。
   I 先生 : 『 息をもっと細く、遠くに届けるつもりで吹く 』
   T さん : 『 息をもっと、もっと、まとめるつもりで丁寧に吹く 』


昨日の夕方、この二つに注意して [ 中ド ] を吹いていると、
息が小さな穴に 『 ポコッ 』 と軽くはまる場所があるようなことに気付きました。
この感覚に注意しながら吹くと、 [ 低ミ → 中レ ] の音にはそんな場所があります、
しかし、これ以外の音では、イマ一つ、分かったような・・・、分からないような感じでした。

今日、この感じを I 先生、T さんに話すと、どうも、これがツボのよう、
これ迄は、微妙なツボを、太く量の多い息で踏み潰して通り過ぎていた様です。
今までの息の太さに比べると、四分の一以下ぐらいの息のような感じがしています、
が、息の速さはお腹の支えで維持してやらないと響きが無くなってしまうように思います。

なんとかツボは発見できたようなのですが、この細い息を維持しようとすると、
音に揺れ・震えが出てしまいます、これをロングトーン練習で無くさなければいけません。
I 先生から、『 ツボを頭ではなく、体で覚える必要があります! 』、とのアドバイスを頂きました。
I 先生、T さん、本当に有難うございました、早速、ツボに当った音でロングトーン練習します!! 

2006年3月11日土曜日

音のツボ ?

 


H高校吹奏楽部の練習にお邪魔虫、ポカポカ陽気の校庭に向かっての練習は最高の気分です!


また、I先生、サックスパート・リーダーから指導して貰いました。
まだまだ音の纏めが必要、息のコントロールをしなければならない様です。
で、息の量をこれ迄の半分程度にして練習していると、息を入れるときに、
「ポコッ」と小さな穴に音がはまるような感じがする場所があるのに気付きました、
ひょっとしてヒョットすると、これが探し続けている『音のツボ』なのかもしれません・・・。
しかァーし、何度もなんども、期待しては失望の連続のおじさん、今回は慎重です・・・、
明日、またH高校へのお邪魔虫でサックスパート・リーダーに確認してみようと思っています。

今日の 『 音のツボ 』 についての、 『 サックスパート・リーダー 』 「 おじさん 」 のやりとり。
  『 音のツボって分かります?、音は響いてますか? 』  「 うん、低い、ド 、 レ は響いてるよ。」
  『 低音は響くンです、ツボにハマッテ無くても・・・。 』    「 えッ、そうなんッ!、あれはツボとちゃんのん・・・。」

2006年3月10日金曜日

ニューハーフになって・・・

 ロシアンブルーのライ、悲しいことに、

ニューハーフになって、少し様子が変わったように思います。
闘争本能が弱まり、鼠などのオモチャへの攻撃の激しさが弱くなってます。
全体に動きが緩慢、そのためか、ジャンプできる高さも明らかに低くなってきています。
これではいけません、本日より、強制的に猛烈運動の開始です。
         写真をクリックするとライの写真アニメに変わります。

2006年3月9日木曜日

You Raise Me Upの楽譜

 「 You Raise Me Up 」 が荒川効果でヒット中だそうです。
不遜にも、この曲をサックスで吹いてみたいと思い、楽譜を探してますが見つかりません。
師匠が、『 CDを聴いて、楽譜を起こしてみましょうか? 』、と言ってくれているのですが・・・。
どなたか、楽譜の販売店などをご存知の方がおられれば教えていただけるとあり難いです。

            楽譜を探していると、肝心の楽譜は見つからずに、荒川静香選手の
         エキシビジョン演技のビデオ公開サイトがありました、勿論「 You Raise Me Up 」も聴けます。
               もう一度、エキシビジョンをご覧になりたい方は写真をクリックして下さい。

              
                  2006 トリノオリンピック エキシビジョンの様子

 この 「 You Raise Me Up 」 はメロディもさることながら、歌詞も素晴しい・・・、で、再掲です。
   When I am down and, oh my soul, so weary;          There is no life - no life without its hunger;
   When troubles come and my heart burdened be;        Each restless heart beats so imperfectly;
   Then, I am still and wait here in the silence,           But when you come and I am filled with wonder,
   Until you come and sit awhile with me.              Sometimes, I think I glimpse eternity.

   You raise me up, so I can stand on mountains;         You raise me up, so I can stand on mountains;
   You raise me up, to walk on stormy seas;            You raise me up, to walk on stormy seas;
   I am strong, when I am on your shoulders;            I am strong, when I am on your shoulders;
   You raise me up: To more than I can be.             You raise me up: To more than I can be.

2006年3月8日水曜日

【第44回レッスン】 お腹の支え

 スケールE♭Major 4拍で、上の歯での支え不足の指摘が師匠からありました、
最近、何時の間にかマウスピースを深くくわえている事があるのは、これが原因のようです。

 また録音を聞くと、高、ド・レ・ミ♭の音が細く痩せています。
練習の、お腹の力の息出しが、レッスンでは、何故か、コロッと忘れます。
お腹の力を借りなくても、音が出てしまうので、そのまま忘れてしまうのですが、
この方法では、音の丸み感・音の響きが不足し、高音は痩せてしまうように思います。

 大奥のレッスンの帰りのコメント、まさに的を得ているように思います。
「 テニスで言うと、『 腕力があるので、腕の力でラケットを振回してボールを飛ばしてる、
腰・膝、体全体の力で打ててないからボールに回転が無く、威力も無い・・ 』、の様な状態、
サックスでは、息の量がたっぷりあるから、お腹の力を使わなくても、一応、音は出ている、
でも、お腹の力を使えていないので、音に丸みや深みが無い・・・、そんな気がする・・・。 」

『 息の量が多いのは素晴しい 』、と言われてますが、息の量が多いのも・・・?
今日から課題曲「アメージング・グレース」への取組みが本格スタートとなりました、
今、【manchan】さんのマイ・ボニーのひそみに倣っての1000回練習宣言を思案中です。 

2006年3月7日火曜日

味噌作り

 大奥、味噌作りにチャレンジ開始だそうです。

去年初めてのチャレンジは失敗に終わりました。
塩分控えめにした為か梅雨の頃にカビが発生、
イマイチの結果、でもあの香りは市販品と別物。

 今年の麹 (写真:上) は、大奥が、
知人に京都の亀岡の麹を買って貰いました、
麹の違いは一目瞭然、活き活きとしています。
大豆 (写真:下) には、丁度頂き物の黒豆も使い、
豪華な味噌作りにチャレンジするんだそうです。

 今から仕込んで、出来上がりは来年、
まる一年がかりの、なんとも気長な作業です。
短気のおじさんには、とてもとっても出来ません。

 どうも、今年は気温が高くなりそうな予感、味噌の大敵のカビが心配、
味噌樽を抱え、保存場所を探しながら家を歩き回る大奥の姿が目に浮かびます。
手前味噌に終わらず、一年後には、美味しい「もろきゅう」を食べれることを願っております。  

2006年3月6日月曜日

ブログの検閲

おじさんのブログには家庭内検閲制度があり、大奥に検閲をして貰っています。
おじさん・大奥、共通の友人達が、おじさんの過激発言を心配して検閲制度を提案、
それ以来、お願いして、大奥の検閲を受けているのであります。

で、昨日のブログ検閲での、大奥とのやりとり。
   『 " 忖度(そんたく ) " なんて聞いたこと無い、これどういう意味? 』
   「 エーと、『 例え相手が口に出して言わなくても、その心情を汲み取ること 』、てなことやな・・・。」
   『 ふーン、言葉知ってても、実際にやるのとは・・・。』
   「 それは、『 仏作って魂入れず 』、んッ、・・・。 ・・・。」

この一言こそが、昨日のブログのテーマ。
『言葉』はすぐ憶えられる、でも 『こころ』は、そうはいかない、
この一言、おじさんの胸にズッシリ・・・、まさにそうなのであります、
『言葉』は大切、でも、もっと大切なのは言葉の中の 『気持ち』 だと思うのです。

連日で、らしくない硬いブログ内容になりました・・・、ご免なさいです。 

2006年3月5日日曜日

失ってはならないもの

4日朝日新聞 天声人語の、久世光彦さんへの追悼記事。
「・・・、人生の機微を切れのいい文章でつづり、卓抜なテレビドラマにした。描いたものは人々の心のひだであり、時代のひだでもあった▼改めて幾つかの著書を開くと、そのひだの数々が現れる。三輪車、木造校舎、縁側、汽車、番傘、割烹着・・・・。時とともに身の回りから消えていったものが巧みな筆でよみがえる▼「冬の朝、布団の中で目を覚ますと、いろんな・・・・」

幾ら、どんなに懐かしくても、時とともに消え去っても仕方がないもの、
また、消えた方が良いものがあります、でも、消えてはならないものもあると思うのです。

つい先日、とある方から頂いたメールの文中で、
「感謝の言葉」を無くした日本人への嘆きを拝見したばかり、
もしも、ただ単に、『感謝の言葉』が忘れられているだけなら、まだ良し、
でも、『感謝のこころ』が忘れられているのなら、これは大問題だと思うのです。
『言葉』は習えばすぐ憶えられる事、でも、『こころ』は、そうはいかないと思うからです。

そう言えば、『忖度(そんたく)』なんて言葉は、とっくに死語なんでしょうね、
おじさん、また、若い人から嫌われそう・・・。  

2006年3月4日土曜日

記念日

 一挙に春間近のポカポカ陽気、28年前の3月4日も良い天気だったと思います、多分、・・・。
 
     二日ほど前の大奥との会話
         『 もうすぐやネ ・・・。 』
         「 え、なにが ・・・、あッ ・・・、アー、そうや・・・。 」
         『 何年目になるか憶えてる? 』
         「 エーと・・・、あれ何年やったかいな・・・? 」
         『 ・・・・、・・・・!!
 

      下はつい数週間前の会話、で、この手の会話は避けてたのですが、またまた失敗・・・。
         『 もう、28年になるんやねェ ・・・。 』
         「 そうか、フーん、よう辛抱したもんや ・・・。 」
         『 ・・・、 辛抱って誰が? 』
         「 ・・・、イヤ 、 まァ 、お互いに ・・・。 」
         『 あんた 、なに 、辛抱したん ・・・? 』



2006年3月3日金曜日

春と冬のせめぎ合い


 今日は30分毎に、目まぐるしく天気が変わる一日、

 一庫の東屋の気温、南側日差しは18度、北側の陰は4度。

 陽の輝きに、春の暖かさ・・・と思ってると、
 アッと言う間に雲、ベンチウォーマーの襟足に冷たいヒャーッの風。
 暫くするとまた暖かい日差しでポカポカ、
 と、すぐに霰、粉雪、吹雪・・・、前の景色は視界不良。

 まさに、春と冬の、せめぎ合いの一日、
 サックスも温まったかと思うと、すぐに冷えます。

 愛犬レオン、ダム湖を眺めながら、
   『 まだ冬なんじゃろか、それとも、
            もう春なんじゃろかい? 』
、と沈思黙考・・・。

 てな、季節、と言う事は、もう間もなく本物の春、
 寒風に耐えたサックス練習、待ちに待った季節到来!

2006年3月2日木曜日

You raise me up

 トリノ、荒川静香のエキシビションの曲を調べていました。

       You raise me up
     When I am down and, oh my soul, so weary;
     When troubles come and my heart burdened be;
     Then, I am still and wait here in the silence,
     Until you come and sit awhile with me.

     You raise me up, so I can stand on mountains;
     You raise me up, to walk on stormy seas;
     I am strong, when I am on your shoulders;
     You raise me up: To more than I can be.
               ・

     心が沈んで、魂が疲れはてた時
     悩みがあって、心に重荷を背負った時
     僕はここで静かに待っていよう
     あなたが来て、そばに座ってくれるまで

     あなたがいれば立ち上がれる。高い山にも登っていける
     あなたがいれば立ち上がれる。荒れ狂う海も歩いていける
     僕は強くなれる。あなたを信じ、支えられて
                      あなたがいれば立ち上がれる…本当の僕より強く
               ・

 (この素敵な歌詞は「気ままな毎日」さんから引用させていただきました、感謝!)

おじさん、不遜にも、「 この曲、アルトでできんじゃろか・・・ 」、てなこと考えています。
   エキシビションで使われていたのは [ Celtic Woman ]、 →  ♪ こちらで試聴できます (右側下から3曲目)
   [ Josh Groban ] のYou raise me upもなかなかです、   →  ♪ こちらで試聴できます (すぐに曲が流れます)

2006年3月1日水曜日

【第43回レッスン】 音のツボ?

音が良く響くので、『音のツボ』が見つかったかと、師匠に聴いて貰いました。
音がこれまでとは違って、良く響くようになってきているのは間違いないのですが、
音によっては揺れがあり、まだ『音のツボ』が見つかったという分けにはいかずでした。

音揺れは中音 「 ド、シ 」などに顕著で、私の感覚では、
音が入るスペースに比べ、息が強過ぎる為に起こるように思います。
息の強さを70%位に上手くコントロール出来ると音揺れは無くなるのですが、
まだ、正しい息を入れるポイントがずれている為に、息が入りきらない可能性もあります。
これからは、自分の音を聴きながらの微妙な息の量・強さのコントロールが必要なのですが、
この為には、これまで以上に、もっと丁寧な息を入れてやる必要があることを実感しています。
これは【manchan】さんが「優しく、ゆっくりと息を入れる」と書かれてるのと
同じかもしれません。

このサックスの音の響きの快感は、実になんとも言えない心地よさです、
私が変わり者なのでしょうが、ロングトーンだけでも楽しい練習になりそうです。

レッスンは今日から2年目に入ったのですが、師匠にお願いして、
当面は、ロングトーンなどによる正しい音創り、音探しに重点を置く事にし、
課題曲はかねて念願の「アメージング・グレイス」にしていだくことになりました。