2007年9月20日木曜日

「いちじく」

 


「いちじく」です、もう盛りは過ぎたようです、
川西市の特産品と言う事は知っていましたが、
ここが、「いちじく」の発祥の地とは知りませんでした。
どちらかと言えば、地味な味、穏やかな甘み、
メロンなどの様な華やかさは無い様に思います、
最近は口にする事がなく、久し振りの「いちじく」です。
倉敷の祖母の家の庭に「いちじく」の木、
子供の頃、夏休みに木に登り、良く食べました、
私にとっては、「 お婆ちゃんの味 」、でもあります、
それで、余計、地味な味に感じるのかも知れません。
 
「いちじく」を「無花果」と書くのは『花が咲かずに実をつける様に見える』からだとか、
私達が食べてるのは「果肉」ではなく「花托」、その中の赤いツブツブが花なんだそうです。
 
「イチジク」と言えば思い出すのが、キリスト教、創世記、
『 アダムとイブがエデンの園の「善悪知る木」の木の実を食べ、
裸である事を知り「イチジクの葉をつづり合わせて、
腰を覆うものとした」・・・ 』、というお話、
実は、「イチジク」こそが、この「生命の木」だという説があるんだそうです。
 
もう一つ思い出すのが『イボ取り』、イチジクの木の乳白色の液を塗り、
イボを取りました、最近は『イボ』という言葉自体を聞かない様な気がします。
花を咲かさず、「イチジク」の葉陰に隠れた様に見える安倍首相・・・、以外と花が隠れているのかも?、そうであって欲しい・・・。

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