2006年2月28日火曜日

暖かい水の音

 サックスへのチャレンジで、変わった事が幾つかあります。

その一つが、テレビの音楽番組を良く視聴する様になった事。
中でもお気に入りの番組の一つが「スーパーピアノレッスン」、
毎回、講師と生徒が奏でる音楽の違いに、驚きの連続です。

 今回はチャイコフスキー、講師「アレクサンドル・トラーゼ」、
曲は「ピアノ協奏曲 第1番 変ロ短調 作品23 第1楽章」

 講師が、「貴方の弾きかたでは、『冷たい水が滴る音』、
もっと、『暖かい水が滴るような音』にしましょう」、と言って、講師自らが奏でる、比較模範演奏 (太い指での) を聴いた時は、
今回も大奥と二人、テレビの前で、暫し絶句でありました・・・。

 私のサックスの音も、たとえ、千、万分の一でも良いから、
私の師匠の音に近づくよう努力しなければ・・・、と、思います。

2006年2月27日月曜日

円周率

日曜日夕刻、TVで今時の教科書を題材にした番組がありました。
教科書で円周率を "3" と教える事が問題になり、今は、 " 3.14" となってるようです。
でも、教科書の同じ頁の注釈に、『 計算は "3" でやって良い 』、と記述されているようでした。

全ての教科書がこうなっているのかは?ですが、
何故、私達の時代のように、 " 3.14" と憶えさせ、
計算させることがいけないのかが、さっぱり分かりません。
" 3.1415926535・・・・・ " を" 3.14"程度に覚えて計算する・・・、
どこに問題があるんでしょう?、割り算の訓練にもなると思うのですが・・・。
" 3.14" でも、 "3" 、でも計算結果はさほど違わない、だから簡便にということ?、
簡便・簡略方を教えるのは、子供がもっと大きくなってからで充分ではないか?、と思うのです。

近年、日本の子供の「読解力・計算能力」が低下していると言われているのは、
こういった事も、遠因の一つになってるんじゃかろうか?、とおじさんは憂えるのであります。  

2006年2月26日日曜日

春嵐(はるあらし)

 今日は朝から雨、最近にはめずらしく予報どおり、
それも、風音までを伴った結構な強い雨、まさに 『 春嵐 』です。

 これでは、一庫公園の大きな屋根の東屋でも、雨が吹き込みサックス練習は無理。
で、午後からカラオケ・ボックスでのサックス練習、こんな天候の日のカラオケ・ボックスは有難い限り、
今年は例年になく寒い日が多かったので大いに助けてもらいお店の人とも仲良くなりました.

  お店の若い女性との、先日の会話。
      [ 女性 ] :  「 練習されていた曲、『アメージング・グレース』ですよね 」
      [  私 ] :  「 練習してもさっぱり、うまくならないんだけどねェ・・・ 」
      [ 女性 ] :  「 わたしも楽器やってるんです、三味線ですけど・・・ 」
      [  私 ] :  「 エッ、三味線!、そんなに若いのに!! 」
      [ 女性 ] :  「 学校が京都なんです・・・ 」

  意味も無く、「 関西に住まいして良かった・・・ 」、と感じる、爽やかな一日でした。 

2006年2月25日土曜日

リードの交換

  

師匠から、リード交換をするタイミングは、
割れたり、欠けたりなど、見た目で分かる場合以外は、
吹いた音がラップで包んだような、くぐもった音になった時
は交換する事を考えた方が良いと、以前に教えて貰ってました。

この『 音がラップで包んだような、くぐもった音 』、がこれ迄
今一つ良く分かっていなかったのですが、チューナーを使った
ピッチの調整がキッカケになって、以前より細く速い息を入れる
ようになって、少し分かってきたのでは?、という気がしています。

これは、『 音のツボ探し 』、と同じきっかけ、『 細く速い息 』、
を入れる事が、私のサックスの一つのターニング・ポイントとなる様な気がします。

2006年2月24日金曜日

大人しくなりました

 

 ニュー・ハーフ手術を受けて、ちょうど2週間、

 今日、「いたみ犬猫病院」さんで抜糸しました。

 ご主人夫婦が僕(?)の事を話していました、
 『 エライもんヤ・・・、
   手術したら、大人しくなったやん、
    これやったら、人間の性犯罪者にも
     間違いなく再犯防止効果あるやろなァ。 』

 お陰様で鬱陶しいカラーとは今日でお別れ。
 運動不足で、少々太り気味になってるとかで、
 明日からダイエット

2006年2月23日木曜日

音のツボ探し

 昨日のレッスンで、『 音のツボは分かりました? 』、の師匠の言葉、
何時も、『 音のツボ、音の的 』、と表現を変えて大切さを言われています。
H高校 I 先生、『 極細ストローの息を送り込む場所をイメージ 』、のアドバイス
梅田J屋の店員さん、『 楽器が響くポイントに、鋭い息を入れるんです 』、の言葉、
皆さんが表現されてるのは、同じことを言われているのではないか?と考えてました。

 が、これ迄の練習での、『 ツボ探し 』、は分かったようで分からないな感じ。
しかし、今日のカラオケボックスでの練習で突然、大きくサックスが響くことがありました。
これが、『 ツボ、的、ポイント、場所 』、?、思わず、カラオケボックスを1時間延長しての確認。
もし正解なら、場所だけでなく、息の細さやお腹の支えなどを含めた『 息の入れ方 』の様です。

 この一年間、『 これでバッチリ、と期待しては、バッタリ、と倒れる 』、ばかりのおじさん、
『 期待は失望の始まり 』、と、大いに自重気味なのであります、
実はマタマタほんの少しの期待を胸に・・・
明日の練習で、もう一度、あの『 響き 』を確認したいものです。 

2006年2月22日水曜日

【第42回レッスン】チューニング

 前回のレッスンに続き、音のピッチとチューナーについて教えて貰いました。
チューナーはピアノ等が無い場合、針で具体的に表示されて分かり易く大変便利、
その反面、余り、針に神経質になると曲が吹けなくなってしまうなどの
弊害もあるようです。
で、チューナーを使う上での注意点は次の通りでした。

  1.チューナーの針の値に神経質になり過ぎない。
  2.ピッチ合せは曲を吹く中でもできるようになることが大切。
  3.針を見ながら吹くと口元を調整してしまうので、吹きながら横目で確認する程度。
    ( これは【まな】さんにコメントで教えて頂いたのと同じ内容でした )
  4.ピッチには、基本のピッチと音階間のピッチがあり、
    両方のピッチを合わせる事が必要。
  5.基本ピッチは「中ド、中ド♯、中ファ♯、高ファ♯」など複数の音で合わせる。
  6.各音階のピッチは、アンブシュア、息の速さなどで合わせる。

 今日のレッスンで師匠に教えて貰いはじめて、早や、丸1年が経過しました。
シャカリキでサックスに取組んだ1年でしたが、丁度良い機会、ここらで目標の再確認、
目指すは、『 正しいピッチで、柔らかく、丸く、深みのある音 づくり』。

 この一年間、何とか頑張れたのは師匠が、「音楽門外漢、and 拘り症」のおじさんに、
おじさん好みの課題曲選定や、細かい事に陥らない指導等などのお陰、
心からお礼であります。

 もう一つ忘れてならないのは、ブログで多くの、あの方、この方から、
励ましや応援を戴いたこと。
中でも、ことに【manchan】さんには感謝一杯、大体が凝り性のおじさんですが、【manchan】さんの研究熱心さには心底、脱帽、
本当に沢山のことを教えていただきました、有難うございました。

 応援や励ましコメントを戴いたみなさん、本当に有難うございました。
更に一年、『 おじさん、アルトサックスにチャレンジ 』、です、
どうかよろしくお願い致します!!


【ずっち】さんへ
左親指関節痛、コダマ楽器のリペアマン谷さんの意見を20日付けコメントで記載しました。  

2006年2月21日火曜日

サックスと気温

 YAMAHAにサックスの練習環境を聞きました。
 YAMAHAのサックスは気温20℃を基準に作られていて、
 20℃以下の環境では、どうしてもピッチは低くなるとのこと、
 しかし気温とピッチの具体的なデータは分らないとの説明でした。

 YAMAHAの回答は、予想通りの内容でした、
 今日も練習の内、1時間はカラオケ・ボックスでのピッチ調整、 
 室温25度を超えるとピッチが上がり過ぎ、チューナーと
温度計を椅子の上に並べての練習です。

自分の感覚では、息の早さを、今までより3~40%増しにし、
少し、ネックを抜いてやると全体の音程が正しい位置に近づくようです。
勿論、音毎にピッチのばらつきがあり、アンブシュアによる調整が必要です。
今日のレッスンで問題が無い事が確認できたら、これを体で覚えなければいけません。  

2006年2月20日月曜日

気温とピッチ

 息のスピードを上げて基本的なピッチを上げることに取組んでいます。が、
アウトドア・サックス・おじさんの練習場、暖かくなり始めたとはいえ、気温10度前後、
まだまだ「息の速さ」、「息の鋭さ」、「アンブシュア」に問題があるでしょうが、
幾らやってもチューナーの針はマイナス20レベル、ネックも限界に近いぐらいマウスピース
を差し込んでいます。

 今日にでもYAMAHAにサックス練習と気温について聞いてみるつもりなのですが、
『サックスを正しいピッチにする為の気温条件』、
のようなものがあるような気がしています。

 で、当面、暖かくなるまでの間、練習の半分は一庫公園、もう半分はカラオケか、
コダマ楽器の練習室になりそう、でも、春は目の前、そんな期間もそう長くはなさそうです。  

2006年2月19日日曜日

初めてのブレザー


 叔父が亡くなりました、

 享年77歳、少し早過ぎます、
 親父の兄弟3人、最後の叔父でした。
 少し変わった叔父でしたが、苦労人の叔父、
 私が最初の甥だったので、可愛がって貰いました。
 大学入学祝いに、元町で仕立てくれたブレザーは私の自慢、
 ブレザー用のネクタイを選んでくれる叔父の姿が瞼に浮かびます。


 仕事一途の叔父、癌で早世の叔母を看取った後、
 より以上、仕事一途に拍車がかかった様な気がします。
 叔母が亡くなり、更に身なりを気にしなくなった様に思います。

 江藤淳の「妻と私」が頭に浮かびます、
 「妻より先に逝きたい」は男の勝手な我儘です、
   『悪いけれど、でも、どうか先に逝かせて欲しい・・・』、と。  

2006年2月18日土曜日

再出発

 コダマ楽器さんの25℃のレンタル・ルームで、チューニングを再確認、
やはり、これまでより速い息を入れると全体的にチューナーの針は0に近づきます。
しかし、音によっては口元から息漏れが出る様になり、アンブシュアの改善も必要な様です。

 「 深みのある丸い音創り 」、ばかりだった意識を、
『 正しい音、次に、深みのある丸い音創り 』、に方針変更です。
結果的に、息の入れ方、アンブシュア、等々、全ての見直しが必要な気がします。
愚痴っていても、なーんにも変わりません、
根本的にロングトーン練習を最初からやり直しです。

 でも、ついつい、ため息が出てきます、『 これが半年前に分かっていたら・・・ 』、と。
しかし、愚痴は今日でお終い、明日からもう一度、
気合と根性を入れ直しての 『 再出発 』 です。 

2006年2月17日金曜日

チューニング

15日に、全音、音程外れを目の当たりにし、すっかり気落ちのおじさんであります。

 気を取り直し一庫公園で音程チェック、
が、レッスンの時よりも更に音程が低く、-30レベル、
工夫してもチューナーの針は無反応、音程は少しも上りません。
気温が低いとピッチが低くなるというのを思い出し、持参の温度計を見ると9℃、
これがどの程度の影響を与えるのかが?なのですが、そのままカラオケに行ってみました。

 カラオケの部屋の温度は18℃、
今までどおりの吹き方では、やはりピッチは-20レベル、
しかし吹き方を変えるとチューナーの針が反応、ピッチが上下します。
どうやら、一定の温度以下でチューニングをやるのには問題がある様な気がします。

 私の音の音程が低いのは、息のスピードが原因ではないかと疑っています。
今迄より、もっともっと速い息を送り込むと、音程が正しいピッチに近づくようなのです。
但し、速い息にした時、音が詰ってないか?、音色はどう変化してるか?、が、問題です。

 と、すると、問題は音程だけでなく、息の入れ方その物が問題だった、と言う事になります。
また、今時期の寒い一庫公園での練習についても考え直さなければならないかもしれません。
また、また、今までは何だったんだ・・・、これからはどうなるんだ・・・、
暗澹たる気分であります。  

2006年2月15日水曜日

【第41回レッスン】正しくない音

 サックスの音色が好きで始めたアルトサックスへのチャレンジ、
当初、暴れ音になった事もあり、丸みと深みのある良い音に拘ってきました。
が、どうも、わたしの音は、すっかり、「正しくない音」になってしまっていたようです。

 15日は早や41回目のレッスン、来週で丸1年の経過となります。
10日、H高校のサックス・パートリーダーからの音程の低さの指摘を話し、
師匠にチュナーの使い方を教えて貰うと共に、音程チェックをして貰いました。

 結果は、ものの見事に無残な姿、全ての音程が20前後も低い音でした。
以前から、音程が低めとの注意を貰っていたのですが、ここまでとは、絶句・・・。
一人でサックスを楽しむにしても、楽器にとって音程、ピッチは『基本のキ』のはずです。
幾ら、丸み、深みのある良い音色でも、音程の狂った「正しくない音」では意味がありません。

 師匠から家の電子ピアノで音程を確かめるように言われていたのですが、
そこは野外練習の悲しさ、いくら家の電子ピアノで音を聴いても憶えていません。
チュナーは早くから買ってたのですが、使い方も知らずにサックスケースに入れたまま、
師匠はチュナーを持っているのも知らなかった様子、もっと早く使い方を相談するべきでした。

 レッスンを終え、帰りの車中、考えるにつれて徐々に、
『こりゃァ、なんだったんだ』、と自分への怒りが湧き上がってきます・・・、
こんな状態で、新しいサックス?、自分自身の馬鹿さ、阿呆さ加減が嫌になります。  

2006年2月14日火曜日

タイムスリップ

 パソコン作業のお手伝いがようやく一段落、懸案の
子供の記録ビデオのDVDアルバム編集をいよいよ開始。
25年前のビデオを引っ張り出して再生してみると、
「 タイムスリップ 」 そのもの、暫し画像に見入っていました。
当時使っていたビデオ・カメラはビ×ター製、カメラとは別に、
VHSテープそのままを入れる本体を肩からぶら下げてました。

今のビデオカメラからは想像も出来ない、
ドでかい代物、私も大奥も若かったから使えたのです。

亡くなった私の父や、大奥の父の姿も出てきます、
まさにタイムスリップの瞬間であります・・・、
それにしても、この息子、この頃は賢そうな顔してたんです・・・ ( 親ばかチャンリン極めつけ )
息子がこのブログ見たら、さぞ怒るやろナぁ、と思いながらの掲載・・・。 

2006年2月13日月曜日

イメージの大切さ

 11日から「エア・クリーナー・チューブ」に息を入れるつもりで練習しています、が、
実際にマウスピースをくわえると、どうやってもそんなに細い息は入りそうにありません。
で、方針変更、『今までよりモット細くて速い息』を入れるつもりにすると良いように感じます。

 この方法で息を入れていると、フッと頭の中に、息を入れる場所、
「マウスピースとリードの間の真中の丸い部分」、が頭に浮ぶ様に感じます。
『マウスピースの真ん中に息を入れる』必要性は師匠からも言われていたのですが、
「エア・クリーナー・チューブ」で、希薄気味だった場所が具体的にイメージできた様に思います。

師匠から言われていた、『的を狙う、ツボを外さない・・・』、
梅田J屋の店員Nさんの、『ポイントに息を入れる』、が、これかもしれません。
但し、高音はこの的を意識できるのですが、低音になるとお腹の支えに気が移ってしまい、
的の意識がどうしても薄くなりがちになります、もっと意識を強める必要があるのかもしれません。

更に、息を、「チューブ」から出てきた円筒形でマウスピースに入れる事をイメージして練習中、
これが上手くいくと、息の上向き、下向きのコントロールがやり易くなるように感じています・・・。

この練習で、イメージの大切さを実感していた時、 H高校 I 先生から、
『ストローの息づかいはあくまでイメージです』とのコメントを頂き、膝を叩いて納得です。
但し、この結果が、果たして正しいのかどうかは、水曜日のレッスンを待つしかありません。  

2006年2月12日日曜日

新しいサックス

  元来、道具に凝る、と言う悪い癖の持ち主です、

 自分自身の技量は、横に置いといたまんまで・・・。

 梅田J屋さんから試奏用YAMAHA YAS-875入荷の電話
 があったので、用事のついでに試奏させて貰いました。
 上の写真の左から、YAS-875,YAS-82Z,
 YanagisawaA-992,現在使っているYAS-275。

実は今年に入ってから3回目の試奏、下の写真が2月3日にJ屋さんで試奏させて貰った
YAS-82Z,A-992,SELMER SERIEⅢ,自前YAS-275、他にSELMER SERIEⅡも試奏しました。
10日にはコダマ楽器さんに、YAMAHA YAS-875EX,YanagisawaA-992を試奏させて貰いました。

どれも、これも素晴しいアルトサックスばかり、現在、おじさん大混乱中・・・、
その中でも、今のところは、YanagisawaA-992の音色が一番のお気に入りです。

ところで、梅田J屋さんの試奏ルームは素敵、広さも音響も中々、店員さんも親切でした。
店員のNさんも吹いてみてくれたのですが、そのパワフルさにびっくり、色々教えて貰いました。

さァーて、新しいアルトサックス、どうしたものか・・・?
勿論、我が大奥は、おじさんの 『悪い癖』 の病再発に渋い顔、
みなさま方のご意見を聞かせていただければ、とても嬉しいです!! 

2006年2月11日土曜日

驚異のストロー

 


金曜日にH高校の I 先生と、サックスパートリーダーに音を聴いて貰う機会がありました。


 I 先生、「もっと細く、速い息にした方が良いですよ、本当はエア・クリーナーで使うチューブ
の方が良いんですが」、と言いながら、前に貰ったよりも細いストローを持ってきてくれました。
[ D ] が、以前に I 先生から貰ったストロー
[ C ] が、今回、頂いたストロー、当然ですが息が入りにくかったです。

 今日、早速、カメラ用のエア・クリーナーのチューブを引っ張り出してやってみました、
[ B ] が、そのエア・クリーナーのチューブ、  [ A ] は、比較用の普通の爪楊枝の先です。
相当、意識しないとエア・クリーナーのチューブには息が通りません、また気をつけないと、
息を細くしようとして喉を絞めてしまうような気がします、息のスピードアップも必要な様です。
明日は、このエア・クリーナーのチューブに息を入れるつもりで練習してみる予定です。

 サックスパートリーダーの部員さんからは、
『全体に音が低く、ネックの音をG♯に合わせることが必要』、との指摘でした。
そう言えば、師匠からもレッスンで、『音が低めですよ・・・』と、注意されていました、
早速、今日から、練習の最初にチュナーでG♯の音を聴き、ネックだけでの音調整の開始です。  

2006年2月10日金曜日

ニューハーフになりました

  僕、今日、ニューハーフに生まれ変わりました。

 家中でお世話になっている、
   「いたみ犬猫病院」さんで、手術を受けたんです。

 数日前、私のご主人のお父さんが、
 『ちょん切るのは可愛そう、このままにしたらアカンの?』
 と言ってくれたのですが、お母さんは、
 「シーズンになったら、物凄い声で鳴くそうやから・・・」
 で、今日、予定通りに手術を受けました。


お父さんは病院に着いても駐車場の車の中から出ようとしません、
お母さんが、僕を先生のところに連れて行き、連れて帰ってくれました。
手術前、手術後の先生の話しを聞いてくれたのも、みんな、みんなお母さんでした。

手術の後、僕のちょん切った「モノ」を見たお母さんと、お父さんの会話。
   「思ったより大きかったよ、丹波の黒豆ぐらいの大きさはあった・・・。」
   『聞くだけでも耐えられんなァ、おなじ男として・・・。』

手術の後は元気、元気です、
「いたみ犬猫病院」の先生、有難うございました。
皆さん、ニューハーフになったワタチですが、これからもよろしくニャー!  

2006年2月9日木曜日

小指キーのローラー

 

 8日のレッスンから、師匠にお願いして

 課題曲を「アメイジング・グレイス」にしてもらいました。

 使っているスコアはEMajor、[低ド♯]・[シ]の時の
 小指の動きが悪く、間に変な音が入ってしまいます。
 師匠との、その場所での会話。
 『jazzyに吹くときは別ですが、小指を滑らしてはどうですか?』
 「・・?、小指を滑らす・・・??」
 『小指キーにはローラーが付いているので、滑りますよ・・・』
 「へッ?、ローラー??・・・、アッ、これ回るやン!!・・・」

 YAMAHAの話では、小指キーの黒いローラーは滑らかな運指用
 とのこと、小指の爪を短めにするとスムーズに音が繋がりました。

 サックスがうまく作られているのに改めて感心、
 これは決して、トリビアリズムなんぞではありません。

 一番下の写真は、どなたかがブログに書いておられた譜面用、
 サックス始めて既に一年が過ぎているのですが、
 まだまだ知らないことが山盛りです。  

2006年2月8日水曜日

【第40回レッスン】丸い音とくぐもった音

 今日は、手前のレッスンのH大テナー君がお休み、おかげで倍近い時間のレッスン、
で、師匠に、一週間の「丸い、深みのある音づくり」の練習成果を聴いて貰う事ができました。
今週の練習の重点ポイントは次の三つでした。
   1. 充分な息を吸う
   2. 「魔法のストローの位置」で、充分にお腹を支える
   3. 口元を、「いい加減なおちょぼ口」にして、口元を楽にしてやる

 私の音を聴いた師匠、
『・・・、・・・、何か、どこかを、押さえつけたような音になってる・・・。』

 実は自身でも、今週の練習では、少し不安がありました、
「 自分の音が『丸い音』ではなく、『くぐもった音、こもった音』になってはしないか? 」、と・・・。

 不安が、ド真ん中に的中、どうやら、
「魔法のストローの位置」で、充分にお腹を支えようとして、喉にまで一緒に力が入ったようで、
お腹の支えができたのは良いのですが、喉を締めてしまい、「くぐもった音」になっていたのです。

 不安だった点を師匠に確認できたのは、とてもラッキー、
今週の音の大奥の評価も、「少し、師匠の音に近づいて、響きが増えたように思う。」、
だったので、今週はまずまず、 というところでしょう。 

2006年2月7日火曜日

東京裁判

 去年から読み始めた、「東京裁判」、上下2巻をようやく読了。

 当たり前ですが、重い、重い本でした。
 じっくり読んだのですが、2年半にも及んだ裁判、
 この程度の知識では、巷間の「東京裁判是非論議」には
 およそ、口をはさんでみようか?という気持ちすらしません。
 「『良く分からない』ことが少し分かった・・・」という程度です。

 そもそも、長期間に及んだ第二次世界大戦、2年半の時間を
 要した裁判を、半世紀以上が経過した今、再評価することが
 現実問題として可能なのかどうかにも疑問を感じています。


インド代表パル判事の言葉が印象に残りました。
『 ・・・  あらゆる国民が自分の人種こそ優秀だとの間違った考えを持っており、
  これは実に防衛の武器なのである。 ・・・ 』 

2006年2月6日月曜日

負うた子に教えられ

  朝7時の天気予報、「曇り、のち雨」、が、小一時間後には

 雪が降り出し、当らないにも程がある天気予報に呆れ顔・・・。

 布団の中の娘に練習をどうするか聞くと、
 まだ、たった2日目なのに、「・・・、・・・、・・・、」
 ようやく布団から出てきて、窓の外の雪を眺めながら、
 「ひェーッ・・・、雪やんか、こんなんでも練習するのン・・・?」

 薄っすら雪化粧の一庫で練習。
 娘を見ると、充分な息が吸えてません。
 と、自分自身も、出だしはともかく、途中から、
 ブレスとお腹の支えが不十分なのに気付きました。
 『 負うた子に教えられて浅瀬を渡る 』、其のものなのです。

 娘のアルトサックス、どこまで続くか見当もつきませんが、
 一緒に練習すると、私自身の練習へのプラス面もあるようです。  

2006年2月5日日曜日

娘のサックス練習

 

 朝、起きると、大奥が、

 「サックスの練習、一緒に行きたいと言ってるよォ」。
 おじさん、心の中で、
 『ほんまに、やる気なんかいナ・・・?』。

 で、小雪舞い散る中、娘も一緒に、いつもの一庫練習場、
 同行のビーグルどもは、何時もと違うメンバーに怪訝そう。

 娘のサックスの様子を見ると、正に一年前の自分の姿、
 思わず、化野念仏時の教えを思い出します。
     『子供しかるな来た道だ。
            年寄り笑うな行く道だ。』

で、おじさん自分の練習はそっちのけ、おじさんの轍を踏まない為の、娘へのアドバイス。
 1.姿勢 
    ・ 前かがみすぎ、胸をそらし気味にした正しい姿勢。
 2.サックスの持ち方
    ・ 左手親指に力が入りすぎ、やや関節を曲げて押える。(既に痛みあり、バネ指予備軍)
 3.マウスピースのくわえ方。
    ・ 深くくわえ過ぎ、10㌢ぐらいのところをくわえる。
    ・ 下唇が巻けていない、軽く巻くようにする。
 4.ブレス
    ・ 全くと言って良いほど吸えてない、思いっきり吸った後、
      更にもう一息、吸う練習。
 5.息出し 
    ・ 「魔法のストロー」で、お腹の息のポイントを確認。

特訓2時間、フニャフニャの音がしっかりし、下ドから中ド迄が、なんとか出せるようになりました。
   帰りの車中での娘との会話・・・。
      『 今日のアドバイスは一年間の汗と涙の賜物、 レッスン料、払え !! 』
      「 わたし、出来てるやん・・・、 ムーン・リバーが吹きたい! 」
      んッ!・・・、 チャカマしい!!

2006年2月4日土曜日

娘、アルトサックスにチャレンジ

 

 8月の、暑かったある日、突然、娘が私と同じYAMAHAの

アルトサックスYAS-275を買ってきてビックリ、どうなるかと思っていたのですが、案の定、そのままほったらかし・・・でした。

 娘のサックスケースには埃がたまる一方、何度か、
「練習、どうするつもりやねん?、・・・」、 と言っても、
『うーン、そのうち・・・』、 というだけ、おじさんは、
「家にアルト2本、テナーかソプラノにしてくれてりゃ・・・」、とブツクサ。

 木曜日に退院したばかりの娘、金曜日に突然の宣言、
『明日から梅田のM楽器のサックス・レッスンに行く!』。

 おじさんが、サックスの組立て方を教える横で、大奥が娘に諭しています、
「お父さんの様子を見ると、最低一年は練習しないと、どうにもならんと思うよ・・・」、と。

 おじさん、娘が第一回目のレッスンで貰ってきたテキスト眺めながら考えます。
「親子でアルトサックス、なんでこうなるんやろ、ホンマになんでこんなことに・・・なるんじゃろ?」  

2006年2月3日金曜日

節分と巻き寿司

節分に「巻き寿司」を食べた記憶はありません。

子供の頃の節分の記憶といえば、大声での「豆まき」と、
「鰯の頭」を路地先にまで持って行かされたことぐらい。

 おじさんにとっての「巻き寿司」は、なんと言っても、
遠足、運動会などの行事には欠かせない、大のご馳走。

母親が割烹着姿でせっせと作っていたのを想い出します。 そうそう、湯気が出ている寿司桶に向かって、団扇でバタバタと風おくりをやらされたものでした。

 そう言えば、久しく、「巻き寿司」なんぞは、家では勿論、寿司屋でも食べてません、で、
最近は「節分に巻き寿司」が国民的行事になっているらしい「巻き寿司」を、大奥にリクエスト。

 退院したばかり、少し神妙顔で、珍しく家に居る娘は、やれ、
『味が薄い、鰻が入ってない、具が少ない・・・』、等とごたくを並べますが、おじさん、
『チャカかましい、家の巻き寿司はこれでエエンや!、サッサと豆まきやれ!!』と、一喝・・・。

 久方ぶりの子供の声の豆撒きの庭先には、小雪がチラホラ・・・、
節分らしい一日でありました、これで一年の健康が安泰でありますように。  

2006年2月2日木曜日

お騒がせ、お詫び

 娘が退院しました、やはりケロッとした顔で・・・、
結局、腹痛の原因は検査のあげくに不明であります。
おじさんの見立てでは、不規則な生活で胃腸が弱っているところに、
風邪かなにかの腹痛が重なっただけ、に違いないのでありましょう・・・。

 退院は、まことに良し、と致しまして、おじさん、
「娘が入院」をブログに掲載したことから、公開コメント、非公開コメント、メール、電話などなどで
多数の方からお見舞い、ご心配を頂いた事に、真に驚愕・恐縮の突き当たりの思いであります。

 ここに、皆々様へ、無事、退院のご報告と、お見舞いへの御礼のご挨拶、
娘に成り代わりまして、娘の扶養家族の「ライ」に申し上げさせる次第で御座いますニャー。
なお、「ライ」は男の子でありますが、娘に成り代わらせる為に女装をさせております・・・ニャン。
  『 皆様、お見舞い有難う御座いました、またお騒がせ、心よりお詫び申し上げます。 』 



2006年2月1日水曜日

【第39回レッスン】ストロー効果

 レッスンの中で、『 魔法のストロー 』を強く意識して吹くことが出来た時、
師匠から、「良い息が出ています、綺麗な音になっていますよ」、と言われました。

 で、H高校 I先生の、『 魔法のストロー 』 アドバイスの経緯を話すと、
「 良い練習方法かも・・・ 」と言われ、レッスン後、早速、自ら試されてました。
I 先生、師匠が『 この方法、研究させて貰います、先生に宜しくお伝え下さい 』との事でした。

 私の場合は、息をお腹で支える為に、お腹全体に力を入れていたのが、
力を入れる的を絞れることになり、結果的に無駄な力が減る事になったようです。
但し、たっぷりの息を吸わないと息のスピードが落ち、音が揺れてしまうこと多いようです。

 また、この、『 ストロー方法 』などの技術を工夫するのも大切、それと同時に、
「 良い音を意識しながら、歌うように吹く 」のを忘れないようにとの注意がありました。

 で、肝心のレッスン、
スケール[E♭Major] は息への意識の強すぎもあり、左手小指、薬指の動きが駄目、
課題曲 [ 旅愁 ]も、ブレス浅すぎのための息の量不足で音揺れ、それと丁寧な吹き方の不足、
どちらも、また、また一週間の特訓です。