2010年1月14日木曜日

ユーモアは老いと死の妙薬


 色んな事を教えて頂ける事もあり、皆さんのブログ訪問が楽しみ、
右の本、去年12月、【看護管理職の優雅な日常】さんブログで拝見、
図書館で貸し出中だったのを一ヵ月ほど待って、先日漸く読了しました。

「ユーモアは老いと死の妙薬」の楽しげなタイトルと、ブログのご紹介記事、
読んでみると、「死への準備教育」と言う、決して軽くないテーマの本。
私達は、誰にもやって来る「死」に距離を置き過ぎ、自らのその時や、
愛するものを亡くした時の哀しみ、喪失感に苛まされ易いとも聞きます、
「死生観」が希薄過ぎ、と云われる日本人に必読の一冊かもしれません。
 
この本の第三章「音楽は心の癒し」のお陰で、昔、読んだか聞いたかした、
モーツァルトの手紙のことを思い出すことが出来ました。  (多くの訳がある様ですが、以下はこの本のママ)
・・・ はっきり言って、死はたしかに最終の目的なので、数年来私は、人間の最良の友である死に親しむことを、
自分の務めだと思っています。そのためか、私はこの友のことを思い出しても、別にこわくはなく、むしろ大きな慰めと
やすらぎを覚えているのです。    真の幸福の鍵である死と懇意になる機会を与えられたことに、私は感謝しています。
いくら若くても、明日はもう生きていないかもしれないと思わずに、眠ったことはありませんでした。 ・・・
・・・ 私の知り合いで私のことをむっつりした悲しそうな人間だと言う者はいないでしょう。私は毎日この生きる喜びを与えられたことに感謝を捧げ、他の人にも同じような喜びが与えられるようにと心から望んでいます。 1788年4月4日 W.A.Mozart ・・・

 
モーツァルトの享年は35歳、この手紙は32歳の時のもの、死の床の父を慰める手紙、
と聞いた様に思います。素晴らしい業績は勿論ですが、この若さでの死生観・・・、感服です。
 
改めて、この本をご紹介下さった、【看護管理職の優雅な日常】さんに感謝、有難うございました。
 
BGMはこの手紙と関連の説もある、K.523「夕べの想い」、MIDI & Ringtonesさんから拝借、感謝。

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