2023年1月20日金曜日

死とは・・・

昨年10月、一番の友人を亡くし
死を身近に感じるようになりました、
改めて死について考える様になりました。

アレクサンダー・チェイスの言葉・・・、
『不幸な人間にとって、
  死とは無期懲役の減刑である』。



・・・以下、1月19日 朝日 [天声人語]抜粋・・・

いまから30年前、東京大学の入試の国語にこんな ・・・ 略 ・・・
▼作家で精神科医の加賀乙彦さんが語った内容  ・・・ 略 ・・・
▼若いころ、東京拘置所の医務技官として多くの死刑囚や無期囚と面接した。
気づいたのは、あす死ぬかもしれない死刑囚たちが「時間をギューツと凝縮」して
興奮状態にあったこと。対照的に、無期囚は死の問題をわざと遠ざけ「無限に
薄められた時間」を静かに生きていた
▼私たちの死への意識は死刑囚と無期囚の中間にあるのだろう。
でも、ときには死刑囚のように「真剣に死と対決しておかないと、
いざ、突然死が迫ってきた時に間にあわない」 (『生と死と文学』)と加賀さんは記した
▼死は誰にも確実な未来である。筆者を含め多くの人は考えるのを避けがちだが、
これに正面から向き合う社会の大切さを説いた。
▲自伝では「なにも恐れることはない」とも語っていた。93歳。老衰だった。

0 件のコメント:

コメントを投稿