2007年12月24日月曜日

ロングトーン、丁寧な息


 
温暖化の為か、例年よりは暖かいとはいえ、寒くなりました。
 夏前からのピッチ不調もあり、去年に比べて11月頃から
 カラオケ屋さん練習が増えています、しかしこれからは
 そろそろ年末料金・・・、チョイと頭が痛いところです。
 
 練習の最初は、毎回必ず「音出し」を兼ねた、
 息の続く限りの無制限ロングトーンをしています。
 秋口に、ふと、随分以前の師匠の注意を思い出しました。
  「 無制限ロングトーンは、息が無くなって苦しくなり、
   身体に、ブルブルと震えがくるまで、吹くようにします、
   これを繰り返していると、吸える息の量が増えてきます。」

 
私は息の量が多く、息の量に不足を感じていなかったせいでしょうか、
私の無制限ロングトーン、何時の間にか「ブルブル震えの手前」で終ってました、
そこで、秋半ば頃から、「ブルブル震えがくる迄のロングトーン」をやるようにしています。
息を吸う時は師匠とH高校I先生の注意、「お腹の横、後ろででも吸う」を思い描く様にします、
明らかに更に息の量が増えました、以前より少しは息を入れるのが楽になった様に感じてます。
 
もう一つ感じているのは、息の量が増えると、更に丁寧な息入れが必要なコト、
師匠の注意「もっと丁寧に・・・」と共に、宝塚N中学のW先生の言葉を思い出します。
     『音は、大切なモノをそっと、そお~っと、置く様に、優しく取り扱う・・・、
           音の扉は足で開けない、両手を添えて丁寧に音の扉を開く・・・』

                分ってはいるのですが・・・、まだまだ、出来てません、とても難しいです。

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