東京裁判開廷から60年、テレビや新聞で東京裁判の事が取上げられています。 中国や韓国との靖国問題とも絡んでの、東京裁判の違法、無効の論調が気懸かりです。 去年、東京裁判に関する2種の本を読んだのですが、理解できたのは、 『東京裁判の評価は、この程度のことでは判断できない』、と、言う事でした。 将来の問題として東京裁判を研究・論議することは良いことだと思うのですが、 日本の戦争責任自体を、今ここに至って見直すことには大きな疑問を感じています。 そもそも、人間の引き起こす愚かな戦争に一つの真実なんてものがあるのだろうか? 仮に真実があったにしても、60年も経った今、それを追求する事が可能なのかどうか・・・。 学生紛争の最中は典型的なノンポリ、学生運動に走った友人の、 『日和見主義!』の罵倒に、『日和見のどこが悪い!!』と言い争ってました。 どうも、その若かった当時のまんま、「おじさん」になってしまっているようです・・・、 が、最近は、『それで、どこが悪いンや!!』、と開き直る、今日この頃なのであります。 |
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